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[2023/4/29-5/6] 九州旅行

 今年のGWはほぼ九州旅行。

はじめに

 今年のGWはどうしようか。  せっかく車を買ったので、自家用車をフェリーに積んで遠くへようと思いつく。フェリーの航路と調べ始めて予約を取ろうと思ったが、思いついたのが遅いのか東京近郊発のフェリーは予約取れずじまい。その中、かろうじて取れたのが4/30 大阪→志布志 のフェリー便と 5/5 別府→大阪 のフェリー便。  というわけで今年は車での九州ドライブと決定である。
 日程が長すぎる気もしたが、その時点でとれる予約状況からするとこれしか日程がない。
 

旅程

 4/29 (土) 
 さすがにフェリー当日の自宅発の大阪入りは厳しいと思いなおし、前日午後、急きょ本日の宿を定めないまま川崎の自宅を出発。東名をひたすら西へ。
 
 GWで混んでいるかと思いきや、そこまでではなかった。しかし、初の長距離ドライブ。途中、愛知付近で豪雨に襲われる。雨で恐る恐る走る中、途中からワイパーがビビり始めて壊れないか心配になりつつ走り続ける。  車なので名古屋の中心に入る必要がないので、付近でとれた三河安城で一泊とした。
 
 調べたら、愛知環状鉄道が近いということで未取得の鉄印をもらってきて、夕食&寝る。  1日目にして早くもお疲れモード。だが、後から考えるとまだ体力に余裕はあったのかもしれない。
 
由比PAにて
由比PAにて
 
牧之原SAの抹茶アイス
牧之原SAの抹茶アイス

 4/30 (日) 

 本日は小ぶりながらも雨は続く。午後になったら天候が回復してきた。
 9時頃三河安城出発。  本日は17:00の大阪発のフェリーに合わせの移動のため、寄り道をしながら移動。  御朱印と鉄印をもらいつつの移動としたが、遅れると旅程が致命的になるので、移動経路を大きく外れることはせずの観光(?)となった。
 
一宮
  • 椿大神社 (伊勢国 一宮)
  • 都波岐奈加等神社 (伊勢国 一宮)
  • 敢国神社 (伊賀国 一宮)
鉄印
  • 伊勢市駅 (伊勢鉄道)
 
 最終的に大阪南港到着は15:00ごろ。  だいぶ早く着いたかと思いきや、すでに乗船手続きは始めっておりそこまでは早くなかった模様。手続きをしつつ車中で待ちながら、1時間ぐらいしたらフェリーに車を乗り入れる。フェリー乗り入れ後も出航までには時間がかかる。もう運転はしないので、早くも酒をのみつつ海をぼーっと眺めつつ、ただ時間が過ぎるのを待つ。
 予定通り17:00出航。その後はぶらぶらしつつ、食事をしつつも、船室内だとスマホの電波はいらないので最後は手持ち無沙汰になり、早々に寝てしまう。
 
フェリーさんふらわあとATC@大阪南港
フェリーさんふらわあとATC@大阪南港
 

 5/1 (月)  

 朝9:00ごろ、予定通り志布志着。本日は快晴である。  本日は、大隅半島をぐるっと1週し、桜島通り鹿児島入りすることとした。  ただし、具体的なルートや観光地は何も決めていない。出発して道路の看板を見ると「内之浦ロケットセンター」なる表示が。そういえば鹿児島のド田舎でロケットの研究が進められていたことを思い出し、そこに向かうことを決める。
 志布志から内之浦まで1時間ほど。内之浦ロケットセンターはあって展示館ぐらいを想定していたが、手続きをすればなんと敷地内に入れるらしい。しかも車で。ただし、警備員の人には監視カメラがたくさんあるので指定の場所経路以外は駄目ね、と念押しされたが。まぁ、宇宙開発施設の警備がとても厳しいことは昔の仕事で知っているので、わかっているつもりである。
 なんだかんだで1時間ほど見学。意図した訪問ではなかったがいろいろ楽しめた。  昼前に内之浦を後にする。
衛星ヶ丘展望台から見下ろす
衛星ヶ丘展望台から見下ろす
衛星ヶ丘展望台にて車を写す
衛星ヶ丘展望台にて車を写す
大隅半島周回が目標なので、次の目的地は太平洋側経由で佐多岬。
佐多岬
佐多岬
本土最南端
本土最南端
 大隅半島南端を通過したので次は鹿児島湾経由で桜島に向かう。  道は整備されており走りやすいが、この辺から疲れが出てきたのでコーヒーをドーピング。
 そして桜島へ。あちこちに噴火時の退避壕への案内がなされているのが非常に気になった。  夕方で疲れの中車を飛ばして湯之平展望所まで。桜島がよく見える。今日の桜島はおとなしいようだ。しばらく滞在し、鹿児島へ移動を開始する。
湯之平展望所からの桜島
湯之平展望所からの桜島
 桜島から鹿児島へ。  当初錦江湾をぐるりと回ることを想定していたが、調べると桜島フェリーで車で渡ることができるらしい。疲れもピークを越えていたのでフェリー料金を課金。車での移動は混んでいたのか、フェリーは1本待ちになったが、なんと15分おきに出ているので、それほど待たずに鹿児島市街に入ることができた。桜島-鹿児島間もわずか15分程度。
 最後に鹿児島市街を走り、日没前後になんとかホテルに到着することができた。
 

 5/2 (火) 

 前日は大隅半島を回ったので本日は薩摩半島を回る。  車で出かけようと思ったらうっすら火山灰が。これが鹿児島・桜島か。
 指宿を通過後に見えた開聞岳は迫力があって良かった。個人的には桜島より好きかもしれない。  また、途中寄ったJR最南端の西大山駅に想定外に観光客がいて驚いた。
開聞岳
開聞岳
西大山駅
西大山駅
枚聞神社
枚聞神社
新田神社
新田神社
 この日も最後ヘロヘロになりながら鹿児島へ。  毎日コーヒードーピングの時間が早くなり頻度も増えつつある。そろそろ車でドライブし続けるのは限界か。
 

 5/3 (水)  

 本日は移動日。  ただし、連日の移動で疲れはピーク。朝からまったくもって頭が冴えない。  コーヒーのカフェインの投入時間は日に日に早くなり、頻度も日に日に増えていく。という状態にもかかわらず、九州のサイズ感を考えずに大分の宿をとったのがまずかった。  取れた宿までなんとか移動しないといけない。もはや苦行である。
朝の桜島
朝の桜島
 疲れでつらい中、ホテルを出発。  素直に移動すればよいのに、神社巡りを追加して苦行をさらに苦しくする。  本日の神社巡り。
  • 鹿児島神宮 (大隅國 一之宮)
  • 霧島神宮
  • 都農神社 (日向国 一之宮)
 
鹿児島神宮
鹿児島神宮
霧島神宮
霧島神宮
都農神社
都農神社
 なんとか夜も更けた19時ごろ別府着。
 疲れた体を癒すべく近くの温泉に入る。が、別府温泉、湯熱すぎ。  雰囲気も今風というよりは、というよりは古き良き湯治といった印象を受けた。
 温泉に入ったのち、早々に寝る。
 

 5/4 (木) 

 本日は疲れ果てたので移動はなく、別府観光。  宿も連泊なのでチェックアウトの時間には左右されない。とはいえ、清掃に入ってもらうため、朝に温泉に軽く入った後10:00過ぎ一度宿を出る。
 今日の目的は定めていなかったが、7つの地獄をめぐるのが面白そうなので一通り回ってみた。  GWのせいか大混雑。車を近くに止めるのは難しそうなので、ちょっと遠くに止めて徒歩で巡ることにした。1日券2200円で7箇所。種類は様々だったが、個人的には海地獄、血の池地獄、龍巻地獄の3つが面白かっただろうか。
 全部の地獄を回ると15:00前ぐらい。  早々に宿に戻った後、一休み、昼を抜いたので早めの夕食後、早々に寝る。

 5/5(金) 

 本日は、最後の旅程として阿蘇山ドライブ。  フェリーは夕方なので急ぐ必要はないが、昼になると混むと思うので朝7:30に別府の宿をチェックアウトし、早めに移動。阿蘇カルデラの中は高い木が少なく、開放的な雰囲気が印象的だった。  阿蘇山頂近くは風が非常に強い。火山口までいったが火山口は霧が強く残念ながら河口は見れなかった。
 阿蘇山ドライブの後は、最後の一宮めぐりとして阿蘇神社にお参り。
阿蘇山麓ドライブ
阿蘇山麓ドライブ
阿蘇神社
阿蘇神社
 別府に戻った後フェリーに乗る準備をしつつ、16:00頃別府港到着。  16:30乗船手続き後、しばらく車で待機して18:30乗船、19:45出港。
 
フェリーから別府港
フェリーから別府港
 やはりフェリーの中はできることが限られているので早々に寝てしまう。
 

 5/6(土) 

 朝起きたらちょうど明石海峡大橋を通過するところだった。  軽く朝食をとると、早くも予定通り8時前大阪南港到着。
明石海峡大橋
明石海峡大橋
 あとは帰宅だけなのだが、最後の最後に一番の長距離ドライブという苦行。しかもほぼ高速なので疲れは倍増。途中名古屋までは体力が持ったが、その後は走ってられず30分おきに休憩としてPA/SAに逃げ込む始末。コーヒー等をドーピングしても一向に疲労は取れない。
 高速を走行し、なんとかかんとか夕方帰宅。
 

感想

 途中からただの苦行と化した旅だが、まぁ面白かったとしておこう。  体力を考えずに欲張るとろくなことにならない、ということを改めて痛感した。
 以下はこの旅の走行距離。トータル2,000kmオーバー。車買ってから半年の走行距離に匹敵する距離を走ることとなった。当面長距離ドライブはやらないかもしれない。
月日走行距離 [km]
 4/29 (土) 324
 4/30 (日) 243
 5/1 (月) 235
 5/2 (火) 285
 5/3 (水) 371
 5/5 (金) 222
 5/6 (土) 504
 計 2,184
 あまり走らない前提で自動車保険を契約していたが、さっそくその距離をオーバーしかけてしまう。保険契約の変更もしないとね。