Tacx Neo 2 Smartの故障と復活

 1年半使用していたサイクルトレーナーのTacx Neo 2 Smartが突然故障の上、いろいろ試行錯誤していたら突然復活した。原因は今でも不明だが、ことの顛末を念のためにメモしておく。

故障

故障の前触れ?

 事の始まりは9月25日。いつも(ではないが)のようにZwiftで走っていた最中であった。当日はDURA-ACE R9200 Sportive Series #2というイベントに参加していた。

 この日は、走り始めてからいつもより焦げ臭い気がして走りながら気にしてはいたのだが、 10分ほど走った時点で突然負荷が抜ける、というか完全に空回りする事象が発生した。イベントの途中だったので慌てつつも直感的にオーバーヒートかと思い、一度中断の上、 Tacxを再起動 (電源を抜いて差しなおす) を実行。

 再起動後は無事復活し (焦げ草い感じも抜けた)、イベントは再参加とはなったが一応完走はできた。

故障発生

 翌週、10月2日。1週間ぶりに走ろうと思ったら、負荷が適切にかからない。ケイデンスも不自然に60rpm固定とあきらかにおかしい。マシンを見直すと電源ランプが点灯ではなく点滅している。何回か電源の抜き差しをしてみたが変な状態は直らない。困った。

対策

 下記を見るとファームウェア更新後に問題がある場合に出るらしい。ただし、今回は更新等特段該当することはしていない。
 NEOシリーズスマートトレーナーLEDライトとエラーコード

ファームウェア更新(→NG)

 ファーム関連とのことなのでファームウェア更新で状況が改善しないか確認。ファームウェアが0.0.26だったので、まずは表示された0.0.33にアップデートしたが変わらず。調べてみるとダウングレードができる模様なので試しに0.0.18にダウングレードしてみたがこれもダメ。いろいろリトライしてみたら最終的には0.0.38が出てきたので上げてみたがこれもダメだった。

 ある程度予想はしていたが、ファームウェア更新ではダメっぽい。

セルフテスト

 アプリにセルフテスト機能があるので、エラーがあるのか試してみた。最初のころはエラーが表示されなかったが、何度か試してみたらケイデンスセンサーのエラーと表示されるようになった。(表示されたのはファームウェアの関係だろうか?)

アプリでのテスト結果

 いろいろ試してみた結果、機械的というか基盤の故障の気がしてきた。これは対策でどうにかなるものではなさそうだということで自分でどうにかするのはいったんあきらめた。

修理と返送の試み

修理依頼(→NG)

 どうにもならないので、修理を試みる。しかしこのサイクルトレーナーWiggleで購入しており、普通に購入店に持ち込んで修理を依頼できない。

 まずは、WiggleはUK所在。現在はTacxはGarminに買収されているため、まずはUKのGarminに修理依頼。ただ、日本からの問い合わせとわかると日本のGarminに問い合わせてくれとのこと。次に日本のGarminに修理依頼をかけるも日本国内で買ったものしか修理を受け付けてくれずこれもNG。

修理できない場合の活用方法の検討

 どうも修理は厳しそうだ。窓から投げ捨てたくなったが(そもそも重すぎて投げられないが)、大枚叩いて買ったものだし捨てるのも勿体ない。というわけで、どうにか活用できる方法を検討してみた。
 今回エラーはケイデンスだけ。負荷は掛かるので使おうと思えば測定値が怪しいものの使える。ということは別途数千円でBluetooth接続のケイデンスセンサーを買えば使えるのではなかろうかと思いつく。

 が、ケイデンスセンサー買う前にダメもとで購入元のWiggleにも問合わせてみるか、と思い立つ。

返送依頼(できそうだ)

 直したいんだけど購入元経由でGarminへ修理依頼できないかとWiggleに依頼してみた。そうしたら日本語で回答があり、返送してくれれば返金しするよ、というありがたいお言葉。1年半も経過したものなのに返金OKとは想定していなかった。返金されれば、送料・税金もろもろ考えても、10数万円のが数万円で1年半利用できたと考えれば元は取ったといえる。(そうしたら国内でTacx以外のサイクルトレーナーでも買おう)

なぜか復活

 10月24日。返送のための梱包前の最終確認でダメモトで電源を入れてみた。当然まったく期待していなかったのだが、どうも動作がいつもと違っておかしい、というか正常に見える。電源ランプがこれまで点滅だったのに正しく点灯するようになった。試しにZwiftで試走してみるがケイデンスの数値もOK。正しく動く。
 原因不明のまま1ヵ月後に直るという奇跡なのか何なのか。

 後日1回だけ点滅があったが、以降は正常に動作する。(2022年1月現在)

 ちなみにWiggleへは返品はキャンセルした。正直気持ち悪いのだけど、返送しても故障が確認できないため仕方がない。

記事をシェア: